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  • 2004.9.24
  • 台風18号の被害甚大

 7日に九州北部に上陸した台風18号は8日、全道のほぼ全域を暴風圏に巻き込みながら日本海沿岸を北上、午後三時ごろ宗谷海峡付近で温帯低気圧に変わりました。暴風は各地で最大瞬間風速を記録更新し、その影響で死者、行方不明者、負傷者が続出しました。日本各地で甚大な被害をもたらした今回の台風18号でしたが、北海道にも一時上陸し大きな爪痕を残しました。北海道災害対策本部の発表では、7人が死亡、2人が行方不明、負傷者が441人となり、被害総額が約400億円となったそうです。有名な北海道大学のポプラ並木も多くの木が根元から倒れてしまったため、今後若木と入れ替えられます。また、札幌市は市内の街路樹や公園樹木などの倒木を無償で提供することとしました。


 当学園においては実質的な被害は皆無と言っていい程ありませんでしたが、やはり敷地内や周辺の樹木の枝は折れ、直径1M以上もある巨木が根元から倒れている様は異様で、それを見た利用者の皆さんは驚き怖がっていました。自然の力の偉大さと人間のか弱さをあらためて実感させらましたが、前向きに再生へ向けてのスタートです。亡くなられた方の御冥福をお祈りしますと共に、怪我をされた方々の早い回復と、被害にあった各地の早急な復興を願います。